Baby!Baby!Baby!

とある俳優さんのファンです。

推しの舞台が途中から中止になってしまった話

( ※自分の気持ちの整理のために書いてるだけです )

 

タイトルの通りです。

初日の公演が途中から中止になりました。

 

そもそも開演も押していて開演時間から10分くらい経った頃に音響スタッフの方から、「機材トラブルで開演が押してるため14:30スタート(本来の開演時間は14:00)を目処に調整します。」と、アナウンスがあり、友人と初日から不穏だね〜〜って笑って話していた。

そしてアナウンス通り14:30頃開演。順調に進んでいる様に見えたけど、ただ1つ気になったのは時々音が掠れていたこと。初日だから何もわからないからそれも演出なのかな?位でそんなに気にも止めなかったけれども。(なぜならSEで鳴らす鈴の音とよく似ていたから)

芝居が進んでいくと下手側のスピーカーから雑音が聞こえる事に気付きましたが、これも演出かな〜?ってくらいに考えてたし、殺陣のシーンで本来鳴るはずの刀の音が鳴らなくて、SEしょぼ!!さすが○○ステ!って内心思っていました。

しかしその後BGMが途切れだし最終的に鳴らなくなるという事態になるも芝居は続行。日替わりコーナーでもSEは鳴らず日替わりコーナーが終わりキャストが捌けた後、突然会場が明るくなり現れたのはキャストではなくまた音響スタッフの方でした。

そして「機材トラブルのため調整をするから30分中断します。」と…。この時なんだか凄く嫌な感じがしてプレゼントボックスに推しへのプレゼントと手紙を入れた後、なんか分からないけど辛くて泣きました。

その後客席に戻ると、休憩時間の途中に舞台監督の方が現れ状況を説明して下さいました。

「機材の復旧の目処が立たないため、この公演の芝居パートは中止にさせて頂きます。」と。周りからはどよめきの声が聞こえてきたけどわたしはもう言葉すら出なかった。

続けて舞台監督さんは、

「ライブパートの音響機材は芝居パートで使っているものと違うからライブパートだけやります。なお夜公演についてやチケットの払い戻し等については現在協議中です」(今回の舞台は1幕が芝居パート、2幕がライブパートという風に分かれています。)と仰いました。ただただ推しの芝居が観られないと言う現実に唖然とするばかりで、友人と涙を流しながら「芝居観れないの…?」と繰り返すことしかできなかった。

すると袖からキャスト全員が出てきて、「中止になってしまってすみません」と謝罪しました。すると会場の後ろの方から「大丈夫だよー!」「気にしてないよー!」などの野次が飛んできて、とあるキャストの方が「ありがとう」と返されましたが明らか苦笑いでした。わたしは推しの申し訳なさそうな顔を見た瞬間辛くて堪えていた涙が溢れて来て嗚咽を漏らして泣きました。キャストさんは悪くない、極論を言えば機械相手の事だから誰も悪くないんじゃないかなぁとか考えると、この状況にごめんなさいと謝らなくてはいけないキャストさん達がなんだかかわいそうで、今日に合わせて稽古をしてきたのにこんな結果になってしまって悔しいんだろうなって思うととても辛かった。

その後ライブパートが30分後(だったと思う)に再開するらしくまた休憩時間に入った。

私と友人は客席から立ち上がることができなかった。ただひたすら頭の中で状況の整理することが精一杯だった。芝居観れないんだね。それしか出てこなかった。泣いても喚いても芝居は観れない、でも涙が止まらなくてこの後のライブパートをどういうテンションで楽しめば良いのかわからなかった。

周りをみれば、物販を買い漁りに行く人やライブパートのために団扇やサインライトを出してワクワクしている。どうして芝居パートがなくなって払い戻しとかになるかもしれないっていう状況でそんなにすぐ頭切り替えられるのか不思議だった。「ライブ観れるからいいや」って声も聞こえてきた。それは遠回しに芝居はいらなかったって言ってるように聞こえてきてとても辛かった。もちろんライブパートも楽しみにしていた、でもそれ以上に推しの芝居が観れることが何よりも楽しみで会場に足を運んでいたのにこんなことになってしまってどこに怒りをぶつけることもできなくて凄くもどかしかった。ただ夜公演が無事にできることを祈るばかりだった。

ライブパートはキャストみんな凄く気合が入っていたように見えた、辛いし悔しいはずなのにそれでもわたしたちファンを楽しませようとする姿が素晴らしかった。さすがだなって思った。

結果今回の公演は払い戻し対象となった。急いで作られたであろうお詫びの紙が配られた。スタッフさん大変だっただろうなぁ…。

 

今回の出来事を通して完璧な状態で公演が行われるということはすごいことなんだなと考えさせられたし、1つ1つ大切に観劇しなければならないなぁと思った。大切なことに気付かされたのである意味このアクシデントは結果的にはよかったのかな〜と思う。

 

推しが舞台の上でキラキラ輝く姿が観れて本当にわたしは幸せ者です。

 

5日間お疲れ様でした。

私はこの公演期間に大怪我もしましたので当分現場もないので安静にしたいと思います。

 

怪我には皆様ご注意くださいませ。